(*゚∀゚)つーは電気あんまを掛けられるようです 第一話
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1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 13:39:00.15 ID:LJy2VyVW0
(*゚∀゚)「…暇だな」
从 ゚∀从「うん」

つーとハインはVIP高校に通う、いわゆる女子高生。
つーは両親と非常に仲が悪く、ハインはいつも両親が家に居ない。

(*゚∀゚)「よし、どっちが晩飯買いに行くかジャンケンしようぜ!」
从 ゚∀从「…アンタが行け居候」

日頃から仲が良かった二人は、二人でハインの家に寝泊りするようになり、
つーはいつの間にか、ハインの家に住み着いてしまっていた。


(;*゚∀゚)「えー、やだよ、オレ寒いの苦手なんだよ…」

从 ゚∀从「ならスカートをもっと長く、具体的に言うとせめて膝丈ぐらいにしなさい」

(*゚∀゚)「やだよ、これはオレのひとつのアイ…なんたらなんだよ!
     だいいちお前が長すぎるんだよ、スケバンか何かですか?」

非常に口の悪いつーは、居候であるにも関わらず、ついハインに対して偉そうな口を利く。

从 ゚∀从「…ほーう…」

そして、口では勝てないハインはその立場を利用し、偉そうにしているつーに“お仕置き”をする。
今日もいつもと同じように、ハインの手は即座につーの両足を掴み、同時に右足がつーの股間に置かれる。

(;*゚∀゚)「ちょ…は、ハイン! ごめんっ! 勘弁してっ!」
从#゚∀从「問答無用ー!」

ハインは右足に力を込めると、激しく振動させはじめた。

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 13:46:56.87 ID:LJy2VyVW0
(;*゚∀゚)「やめて! ハインやめて! お嫁に行けなくなっちゃう!」

つーは必死に抵抗するが、力ではハインに敵わない。

从#゚∀从「アンタの薄っぺらい反省の言葉は聞き飽きたーッ!」

ハインはつーの命乞いを聞き入れず、むしろ振動の速度を上げる。

(;*゚∀゚)「しぬ! しんじゃう! 社会的に死んじゃうー!」

从#゚∀从「肉体的に死なないだけマシだと思えーッ!」

(;*゙∀゙)「あああああっ! おじいちゃん! おじいちゃんが見えるよう!」

つーの方はかなり“やばそう”だが、ハインは全く気にしていない。



从 ゚∀从「…よし、コレ位で勘弁してやるかね」

(*゙∀゙)「……。」

結局、ハインがつーを解放したのは彼女が失神してしまってからだった。

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 13:52:22.48 ID:LJy2VyVW0
――。

从;゚∀从「…で、結局買い物はアタシの役目か」

(色々な意味で)死亡しているつーに押し付ける訳にもいかず、
結局ハインが近所のデパートまで行って買い物をする事になった。

从 ゚∀从「何食いたい?」

(*゙∀゙)「とりから」

从 ゚∀从「把握」

ハインはつーに食べたいものだけ聞くと、
コートを纏って靴を履き、玄関のドアを空けて外に出る。

从;゚∀从「…寒いと思ったら…ああ、もうこんな季節か」

次の瞬間、ハインの眼に飛び込んで来たのは真っ白な雪。
まだそんなに積もっていないが、寒い事に変わりは無い。

从;゚∀从「…うう、こりゃ駄目だ」

ハインは急いで靴を脱ぎ、家の中に戻ると、
手袋とマフラーを着けてから再び飛び出していく。

(*゚∀゚)「…よし、計画通り」

出て行った事を確認したつーが、そそくさとコタツに潜り込んだのも知らずに。

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 13:57:46.87 ID:LJy2VyVW0
――。

从 ゚∀从「ゆーきーやこんこ、あらしや…あれ?
      どっちだっけ…こんこんだった? こんこだった?」

どうでもいい事を呟きながら、ハインは歩いていく。
真っ黒な毛糸のマフラーに、まるで絡まるように雪が引っ付いている。

从 ゚∀从「…綺麗っちゃ綺麗だけどね…」

降って来る雪を眺めていると、右肩に衝撃。


从;゚∀从「…ん…わ、悪い!」

(;'A`)「ああ…いや、こっちも不注意だった」

ふと横を見ると、同じように雪の絡まった、黒いニット帽を被った小柄な男。
どうやら、この男とぶつかったらしい。


从 ゚∀从「大丈夫?」

('A`)「大丈夫、それより先を急ぐんで」

男はそれだけ言うと、ハインとは逆方向に走っていってしまった。

从 ゚∀从「ったく…こんな寒い日に急いで、何かいい事でもあるのかね?」

ハインは首をかしげながらも、そのままデパートのある方へ歩いていった。

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 14:04:39.69 ID:LJy2VyVW0
――。

(*゚∀゚)「あー、温かい。
     神様ホトケ様コタツ様だよなー」

その頃、つーはコタツの中でぬくぬくとしていた。
机の上には皮の剥かれたみかん、そしてその向こうのテレビでは何やらバラエティ番組が流れている。
どうやら、つーは完全にくつろいでいるようだ。

(*゚∀゚)「ふふ、力で勝てなくても頭脳で勝つ…
     それが現代に生きる者のやり方よー」

テレビの中で元気に喋っている芸人を見ながら、みかんを頬張る。
たったそれだけだったが、つーはこの上ない優越感を覚えていた。

(*゚∀゚)「…ふぁーあ、何か眠くなってきたな…」

(*゙∀゙)「あー、どうしよ…
     …テレビつけっぱだと、ハインに怒られ…」

(*-∀)「る…」

つーはそのまま、深い眠りに落ちる。
中途半端に握り締めたリモコンの、チャンネル切り替えのボタンを押しながら。

どうやら内容はニュースらしかった。

結局点けっぱなしにされたテレビは、
中学生が父親殺害がどうの、連続殺人がどうのと
物騒な事ばかりを流しつづけていた。

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 14:08:21.63 ID:LJy2VyVW0
――。

从;゚∀从「いっけね、遅くなっちまった…つーの奴、待ってるかな」

そんな事もつゆ知らず、ハインは雪の中を小走りで帰宅する。

从;゚∀从「畜生、渡辺め…あいつと話すとロクな事がねぇ!」

ぶつぶつと愚痴を漏らしながら、雪の中を急ぐハイン。
その行く手には、何やらオバサンの集まり。


ミセ*゚ー゚)リ「――連続殺人鬼が…」


从;゚∀从(…ったく、嫌な話ばっかだな)

彼女らもまた、ハイン宅のテレビと同じく、物騒な話題を話しつづけている。


(゚、゚トソン「――黒いニット帽…」


从;゚∀从「…!?」

連続殺人鬼。

黒いニット帽。

ハインは、今まで感じていたものとは少し違う寒気を感じた。

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 14:11:50.08 ID:LJy2VyVW0
――。

从;゚∀从「…おい、どうなってんだ…」

寒さのせいか、もしくは他の何かの所為か、
震える手で何度も何度も携帯の発信ボタンを押す。

从;゚∀从「…何でつながらないんだよ!」

が、何度やってもつーは出ない。

从;゚∀从「…くそっ!」

ハインの頭の中は、“嫌な予感”でいっぱいだった。

連続殺人鬼。

黒いニット帽。

歩いて行った方向。

急いで出て行く時、鍵を閉め忘れた可能性。

残してきたつー。

繋がらない携帯。


全てが、ハインの頭の中でごちゃ混ぜになって、
ハインの“嫌な予感”を増幅させていた。

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 14:15:35.65 ID:LJy2VyVW0
――。

从;゚∀从「はぁっ、はぁっ…」

あと3m。

从;゚∀从「…つー…!」

あと2m。

从;゚∀从「無事でいてくれ…!」

あと1m。

从;゚∀从「…頼む!」

10cm。
ハインは、玄関のドアに手を掛ける。

从;゚∀从「…開いてる!」

ハインは、心臓が止まりそうな思いだった。
やはり、玄関のドアの鍵は開いていた。

从;゚∀从「…つー!」

勢い良くドアを開ける。


ハインの眼に飛び込んで来たのは、倒れているつーの姿。

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 14:18:14.34 ID:LJy2VyVW0
从;゚∀从「…つー!」

(*-∀)「…スピー」


从 ゚∀从「……。」

(*-∀)「…クカー」


幸せそうなつーの寝顔。

暖かそうなコタツ。

食い荒らされたミカン。

つけっぱなしのテレビ。



心配やら何やらは――



从#゚∀从「てんめぇぇぇぇぇッ!!」

(;*゙∀゙)「るららぁ!?」


―― 一気に憎悪にひっくり返った。

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/12/12(水) 14:22:39.01 ID:LJy2VyVW0
(;*゚∀゚)「え、ちょ、なに、ハイン、ちょっ」

いつも通りの、両手で両足を捕まれ、右足を股間にあてがわれた体勢。

从#゚∀从「家主様が寒い中、買い物に行ってる間ー…
      …コタツでぬくぬくとみかんを食い散らし惰眠を貪ってただとぉ…?」

(;*゚∀゚)「あの、状況がいまいち理解できませんってか
     なんでハイン様はそこまで怒っていられるのでしょうk」

从#゚∀从「アタシがどれだけ心配したと思ってんだーッ!」


(;* ∀ )「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


今までに無い程の衝撃、今までに無い程の振動数。

こもっているのは、愛か、それとも憎しみか。


从#゚∀从「オラオラ何とか言ってみろぉぉぉぉぉッ!!」

(* ∀ )「……。」

結局、今度は失神しても許して貰えませんでしたとさ。

第一話
「コタツに入るとミカンが食べたくなる症候群」
――END
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