(*゚∀゚)つーは電気あんまを掛けられるようです 第四話
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3 名前: ◆/dL/7..5tY :2007/12/13(木) 13:34:03.41 ID:dPaPwWf+0
从'ー'从「それでね~」

渡辺はおしゃべりが大好き。

从;゚∀从「…うん」

ハインは長い会話が大嫌い。
従って、ハインは渡辺が苦手なのである。


从'ー'从「2組のギコ君が~」

从;゚∀从(…くそ、これがつーなら簡単に片付くんだけどな…
      でもコイツ悪気は無いっぽいし、一体どうすりゃいいんだ――)

この危機をどう回避するか思案するハイン。
そんな彼女の元に、一人の救世主が現れる。


(*゚∀゚)「おーい、ハインー!」

つーだ。


从 ゚∀从「お…つー!
      …悪いな渡辺、ちょっとアタシこいつと用事があるんだわ」

从'ー'从「あ、うん、それじゃあまたね~」

(*゚∀゚)「…へ?」

4 名前: ◆/dL/7..5tY :2007/12/13(木) 13:34:46.34 ID:dPaPwWf+0
――。

ハイン達の教室、2年3組からだいぶ離れた渡り廊下に、
つーの腕を思いっきり引っ張って走るハインの姿。

(;*゚∀゚)「ちょちょちょちょちょ、ハイン! 痛い! いーたーいー!」

必要以上に強く捕まれているのか、つーはフリーの右手をばたばたさせて抵抗する。

从 ゚∀从「ハッハー! これで助かった!
      貴重な休み時間だ! 外で遊ばなきゃ損だよなー!」

しかし力ではハインに敵わず、そのままずるずると玄関の方へ引っ張られていた。

(;*゚∀゚)「何故オレを巻き込む!
     オレはインドア派なんだよ!
     クソ寒い日に外で遊びたくなんかねーよ!」

从 ゚∀从「じゃあ保健室で遊ぼうか」

(*゚∀゚)「あ、保健室なら…」

そう言いかけたつーの脳裏に、ある忌々しい記憶がフラッシュバックする。

(;*゚∀゚)「あ、あそこはあそこでやだ!」

从 ゚∀从「はっは、気付かれたがまぁ仕方ない
      今ストレス溜まってんだ、解消に付き合いなよ」

(;*゚∀゚)「いやその理屈はおかしい! おかしいから! やめてー!」

5 名前: ◆/dL/7..5tY :2007/12/13(木) 13:35:31.22 ID:dPaPwWf+0
――。

从 ゚∀从「ちわーっす!」

( [+]ヮ゚)「あら、いらっしゃい!
     今日も相変わらず元気ねー♪」

つーを引きずって入って来るハインを、保険医のスカウターが出迎える。


从 ゚∀从「スカウターさんも相変わらずお綺麗で。
      こないだミセリさんが、『オカマの癖に…いつか○してやる』
      とかなんとか言ってましたよ? 嫉妬って恐いっすねー…」

( [+]ー゚)「あら、誉めても何も出ないわよ…と言うか、それは忠告かしら?」

从 ゚∀从「両方っす」

どうやらこの二人、あれから仲良くなったらしい。


从 ゚∀从「ところで、ベッド使いたいんですけど…
      5時間目総合学習っすよね? それ休みって事で」

( [+]ー゚)「全く、仕方ないわねぇ…
     …あんまり大きな音立てちゃダメよ?」

从 ゚∀从「はーい!」

(*゙∀゙)(…はは…なんつーかもう、諦めるしか無い感じだな…)

7 名前: ◆/dL/7..5tY :2007/12/13(木) 13:37:23.87 ID:dPaPwWf+0
――。

(*゙∀゙)「ん、ぁっ…
     …ぅぁ、く…っ」

从 ゚∀从「~♪」

つーはいつものように両足を掴んで開かされ、電気あんまを掛けられる。


(*゙∀゙)「…は…はいん…っ!
     ぁっ…あっ、あっ…!」

从 ゚∀从「ふふ、今日は素直で可愛いじゃないか…」

あまり五月蝿くならないように、控えめに喘ぐつーの股間の上で、
ハインの右足が、優しくリズミカルに振動する。


(*゙∀゙)「ふぁ…ん、っ…」

从 ゚∀从「…よし、よし…」

今度は撫でるように優しく、ハインの右足がつーの股間を這う。


从 ゚∀从「どう? 気持ちいいか?」

(*゙∀゙)「う、うん…
     …今日はなんか、優しいな…?」

8 名前: ◆/dL/7..5tY :2007/12/13(木) 13:38:09.88 ID:dPaPwWf+0
从 ゚∀从「まぁ、“お仕置き”じゃなくて“遊び”だしね…」

(*゙∀゙)「…どーりで、いつもの激しさが無い訳だ…」

そう、今やっているのは同じ電気あんまでも、
全く激しさの無い、言ってしまえば股間マッサージなのだ。


从 ゚∀从「……。」

ハインは、安心しきって身を委ねるつーの顔を、じっと見つめる。


(*゚∀゚)「…ん…?」

从 ゚∀从「疲れて来ちゃったよ…添い寝していいかい?」

(*゚∀゚)「…え? あ…うん、いいよ」

つーの答えを聞くや否や、ハインはつーの隣に寝そべる。


(*゚∀゚)(…今日のハイン…何かヘンだな)

つーはいつもより優しいハインに違和感を覚えつつも――

(*゚∀゚)(…ああでも、いっそこのままでもいいかも…)

そんな事を考えながら、隣に横たわるハインに抱きついた。

10 名前: ◆/dL/7..5tY :2007/12/13(木) 13:40:25.21 ID:dPaPwWf+0
――。

( [+]ー゚)「はーい、お熱計りますよー?」

暫くすると、スカウターが体温計を持って入って来た。

(*゙∀゙)(あのまま寝てたのか、オレ…)
(*ぅ∀゚)「…ん、計るの?」
( [+]ー゚)「まぁ一応、形式上ね。
     …それじゃ、はい。 これを脇に挿して?」

スカウターはそう言って、つーに体温計を渡す。


(*゚∀゚)「めんどくさいな…」

つーは上体を起こし、脇に体温計を挿す。
暫くすると、ピピッ、ピピッと、体温を計り終えた事を知らせる電子音が鳴った。


( [+]-゚)「ふんふん、6度2分ね…それじゃ次、ハインちゃん」
从 ゚∀从「あいあい、っと…」

ハインも同じように、体温を計る。
暫くして、同じように計り終え、スカウターがそれを取って見る。

( [+]-゚)「ふんふん、9度8分…」
(;[+]-゚)「…えぇっ!? 9度!?」

予想外の高熱だった。

12 名前: ◆/dL/7..5tY :2007/12/13(木) 13:44:53.37 ID:dPaPwWf+0
――。

いつもよりかなり早い帰り道。

(;*゚∀゚)「ったく、無茶してんなよ…」

スカウターの計らいで、ハインの付き添いとして一緒に帰ることになったつーは、
ハインの身体を支えながら、ゆっくりとハインの家まで歩いていた。


从;゚∀从「はは…いやぁ、全然気付かなかったよ…」

(*゚∀゚)「…ま、ある意味ハインらしいけどな…」

つーは呆れながらも、震えるハインの身体をさすりながら歩く。


从;-∀从「…ホント、悪いね…」

(*゚∀゚)「気にすんなよ…ほら、着いたぜ!」

つーはポケットからハイン宅の合鍵を取り出すと、
鍵を開けてドアを開き、ハインを連れて中に入っていった。

14 名前: ◆/dL/7..5tY :2007/12/13(木) 13:50:06.27 ID:dPaPwWf+0
――。

(*゚∀゚)「ええと、確か…
     そうだ、たまご酒!」

つーは冷蔵庫を開ける。
どうやら、“風邪を早く治す方法”を実践するらしい。


(;*゚∀゚)「あれ、たまごが無い…
     …えーっと、じゃあショウガとかは」

一番上の開く戸を閉め、下から二番目の野菜室を覗く。


(;*゚∀゚)「…無いな…ん?」

つーの目にとまったのは、一本のネギ。


(*゚∀゚)「……。」

(;*゚∀゚)「いやいやいや駄目だろそれは!」

何やら勝手に考え、勝手に首を振って、勝手に悩んでいる。


(;*゚∀゚)「…でも…これしかねー、よな…?」

結局つーはネギだけを取って、野菜室を閉めてハインの元へ向かった。

15 名前: ◆/dL/7..5tY :2007/12/13(木) 13:53:58.31 ID:dPaPwWf+0
――。

(*゚∀゚)「ハイン、無事かー!?」

从 ゚∀从「ああ、なんとか…
      …で、何だそのネギ。
      ミクか何かのつもり?」

(*゚∀゚)「みっくみくにしてやんよ!」

(;*゚∀゚)「…って違うわボケ! これでハインの風邪を治療すんの!」

つーはそう言うと、ハインの寝ているベッドの横に座る。


从 ゚∀从「…ネギで?」

(*゚∀゚)「そ、ネギで。
     …さぁハイン、そこに四つん這いになれ」

从;゚∀从「はぁ!?
      何言ってんのさ、ふざけてるなら怒るよ…?」

つーの発言に、さすがのハインも戸惑う。


(*゚∀゚)「でも、もうこれしか無いんだ! 諦めろ!」

しかしつーは至って真剣だ。

17 名前: ◆/dL/7..5tY :2007/12/13(木) 13:58:23.44 ID:dPaPwWf+0
从;゚∀从「…待て! 今思い出した…!
      ちょ、アタシは嫌だからね! もっと他の方法は無いの!?」

(*゚∀゚)「…それじゃあ、病院に行って注射打ってもらう?」

从;゚∀从「…うっ…」

(*゚∀゚)「注射打った後は点滴で、更に苦いお薬だよ?」

从;゚∀从「…うう…」


――ハイン脳内会議――

从a゚∀从「待て! 落ち着いて考えろ!
       適切な医療の方が絶対良いって!」

从b゚∀从「えー? でもさ、
       注射にクスリは嫌だな…
       ネギ程度で治るならむしろありがたくね?」

从c゚∀从「落ち着くのです、もしやってしまえば女性として終わってます」

从d゚∀从「…半分、既に終わってると思うが…?」

abc「ですよねー」

――脳内会議終了――

【決議:満場一致でネギ】

18 名前: ◆/dL/7..5tY :2007/12/13(木) 14:02:22.38 ID:dPaPwWf+0
从;゚∀从「…わかった、ネギでいいよ」

(*゚∀゚)「そっか、良かった!
     じゃあ作ってくるからちょっと待っててな!」


从 ゚∀从「…へ?
      作ってくるって…?」

(*゚∀゚)「ネギ湿布だよ!
     昔、じっちゃんが良くやってくれたんだ。
     食べ物粗末にするみたいで、オレは好きじゃなかったけどな」


从 ゚∀从「……。」



早とちり

 ああ早とちり

   早とちり

        ハイン


第四話
「喉と頭だけならまだしも心まで痛い件について」
――END
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