(*゚∀゚)つーは電気あんまを掛けられるようです 第九話
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26 名前: ◆/dL/7..5tY :2007/12/15(土) 19:33:58.55 ID:jhcQNxhD0
从#゚∀从「オラオラ、いい加減にしろー!」
(*゙∀゙)「は…はいん、やめて、やめてよー!
     …ふぁ、ぁ…ひあぁぁぁぁんっ!?」

つーがびくんと身体を痙攣させ、下着に染みを作ると、
ハインがつーの両足を放し、つーは股を開いたままダウンする。


从 ゚∀从「…ふぅ」

今日はこれで3回目。
つーが悪い事をする度に、ハインは電気あんまを掛ける。


从 -∀从(間違い無いな…でも、何で今まで気付かなかったのかね…)

最初の方は、確かに嫌がっていた。
しかし最近は、つーの方から寝そべり、脚を開く事もあるほど。


从 ゚∀从(全部じゃないだろうけど…
      …やられたくて、悪さしてる事もあるね…)

しかし、気付いていてもハインは何も変えるつもりは無い。
つーが悪い事をすれば、電気あんまでお仕置き。


从 ゚∀从(…まぁ、アタシも癖になってるんだけどね…)

ある意味、お互いにお互いを求めているのかもしれない。

27 名前: ◆/dL/7..5tY :2007/12/15(土) 19:35:08.97 ID:jhcQNxhD0
――。

(*゚∀゚)「…はぁ…」

午後5時、ハインが買い物に行く時間。
つーは寝室で、物思いにふけっていた。


(*゚∀゚)(…ハインが居ないと、寂しい…)

イタズラをしても、叱ってくれる人が居ない。
そもそも、イタズラをする相手も居ないのだが。


(*゚∀゚)(…正直に、言おうかな…)

お仕置きをして貰う為――否。
ハインの気を引くため、イタズラをする毎日。


(*゚∀゚)(…でも…)

もし、それでハインと気まずくなったら。


(;*゚∀゚)(…いいや…まだ、まだだ…!)

そうなったら、全て失う可能性だってある。

――つーは、ハインが思っている以上に利口だった。

29 名前: ◆/dL/7..5tY :2007/12/15(土) 19:37:51.04 ID:jhcQNxhD0
――。

(*゚∀゚)「…ってワケなんだけど…」
( [+]-゚)「なるほど、ねぇ…」

翌日の昼休み、つーは保険医のスカウターに相談を持ちかけた。


( [+]-゚)「普通の恋なら、迷わず応援したいんだけど…
     …いや、同性愛を否定するつもりは無いのよ、でもね…」

スカウターは話しづらそうに、しかし真剣な眼差しでつーに語る。


( [+]-゚)「…あなた達は、友達同士が一番良いと思うの…」
(*゚∀゚)「…そう、ですか…」

( [+]-゚)「ね、聞いて?
     …アタシもね、昔は…
     オトコを好きになって、苦しんでた時期があったわ」

(*゚∀゚)「…その人とは…?」

( [+]-゚)「…告白したら、断られて…気まずくなって、
     そのまま話せなくなっちゃって…そのまま、ね」

(*゚∀゚)「…そう、なんですか…」

つーは、応援して貰いに来たのでは無い、むしろ止めて欲しかったのだが――
しかしスカウターの話を聞いて、内心ガッカリもしていた。

30 名前: ◆/dL/7..5tY :2007/12/15(土) 19:40:32.32 ID:jhcQNxhD0
(*゚∀゚)「…それで…その後は?」

( [+]-゚)「長年苦しんでた所に、そんな事があって…
     高校卒業した後は、手術して、定期的にホルモン打って…
     …今では、身も身体も…あと戸籍上も、女よ」

(*゚∀゚)「…その、恋してた人とは?」

( [+]-゚)「結局、もう直接会う事は無かったけど…
     …テレビで何度も見て、惚れ直してるわ」

(*゚∀゚)「テレビで?」

( [+]-゚)「そう…あいつ、ボクサーやってるのよね。
     …ホントに強くなっちゃって…
     昔は、情けなかったんだけどな…」

スカウターはそう言って――今まで見た事の無いような、寂しそうな表情を見せる。


(*゚∀゚)「オレ、よくわかんないですけど…
     …でも、今のスカウターさんだったら、
     今告白したら…絶対、OK貰えますよ!」

( [+]ー゚)「…ふふ…ありがと、つーちゃん」

(*゚∀゚)「いえ、こちらこそ…
     …お話、ありがとうございました!」

大きく頭を下げて、つーは保健室を後にした。

31 名前: ◆/dL/7..5tY :2007/12/15(土) 19:43:22.92 ID:jhcQNxhD0
――。

(*゚∀゚)(わかるよ、わかってるよ…
     …でも…でも、でもッ!)

つーは、ひたすら廊下を走る。
どこかに行きたい訳でも、急いでいる訳でもなかった。

ただ、自分の中にある何かを振り払うように、ひたすら走っていた。


(*゚∀゚)(…まだだ、まだ…)

つーは走りつづけた。

何がしたいのか、自分でも解らなかった。
ひたすら、何も考えず走った。


( ;><)「わ…わわっ!?」
(;*゚∀゚)「――へっ?」

――結果。


(;*゚∀゚)「のぁーっ!?」
( ;><)「きゃーっ!?」

歩いていた男子と、激突してしまった。

32 名前: ◆/dL/7..5tY :2007/12/15(土) 19:45:38.74 ID:jhcQNxhD0
――。

( ;><)「ご、ごめんなさいです!」
(;*゚∀゚)「あ、いや…こっちこそ悪い! 前方不注意で…」

ふと、男子の視線が自分の脚の辺りに向いていることに気付く。


( *><)「しましま…かわいいパンツなんです」
(#゚∀゚)「なに見てんだよ!」
( ;><)「まごふっ!?」

思わず、手が出る。


(;*゚∀゚)「あ、悪い!」
( ;><)「…もー、暴力反対なんです!」

(*゚∀゚)「……。」
( ><)「…?」

(*゚∀゚)「…かわいいな、お前」
( ;><)「や、やめてください!」

初対面の気がしなかった。

その後、どこか気が合って雑談を交わすうち、二人は仲良くなっていった。

33 名前: ◆/dL/7..5tY :2007/12/15(土) 19:47:07.41 ID:jhcQNxhD0
――。

( ><)「そうなんですか、つーさんはお父さんやお母さんと仲悪いですか…」
(*゚∀゚)「まーな! …ビロードは、どうなの?」

男子の名は、ビロードと言った。 つーとは面識は無かったが、
2学年の学力特待生として、つーもその名前だけは聞いた事があった。


( ><)「…僕も、お父さんは嫌いです」
(*゚∀゚)「へぇ、そーなんだ…」

( ><)「だけど、お母さんは好きです。
      お父さんに怒られても、味方してくれるです」
(*゚∀゚)「…いいなぁ」

つーは違った。
父も母も、彼女の味方なんてしてくれなかった。


(*゚∀゚)「オレも、母さんが味方してくれたら…」
( ;><)「み…味方、居ないですか?」
(*゚∀゚)「…ん?」

ビロードの言葉を聞いて、つーの頭の中に浮かんだのはハインだけ。


(*゚∀゚)「…1人は…居るかな?」
( ;><)「少ないんです! …じゃ、じゃあ…僕も、つーさんの味方になるんです!」
(*゚∀゚)「…え?」

37 名前: ◆/dL/7..5tY :2007/12/15(土) 19:49:56.23 ID:jhcQNxhD0
( ><)「…だから!」

ビロードが、手を差し出す。


( ><)「…僕が出来るのは、勉強だけですけど…
      でも、そんな僕でも何か出来る事があったら…頼って欲しいんです!」
(*゚∀゚)「…あ、ありがと」

つーは、その手を無意識に握り返していた。


( ><)「…あ、そろそろ予鈴が鳴るんです。
       教室に戻らなきゃ…それじゃ、またなんです!」
(*゚∀゚)「あ、うん!」

ビロードが手を振り、つーが振り返す。


(*゚∀゚)(…味方、かぁ…)

(*゚∀゚)「…面白いやつ!」

さっきまで、あれほど悩んでいたのがウソのように――
つーの心は、晴れ渡っていた。

第九話
「敵<他人<友達<親友<味方 の場合」
――END
05/09|未完作品コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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