∑ ゚∋タツノオトシゴが憧れているようです
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--/--|スポンサー広告||TOP↑
1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 21:29:14.99 ID:/n1KfK5tO
黒色の血は止まらない。
ショボンの腹からとめどなく流れ出るそれは、まるで薄めた墨汁のよう。


( ^ω^)「君は自ら血を捨てているのかお?」

(´・ω・`)「ああ、腹黒さと引き換えにね」

( ^ω^)「ならば君は募金に行くに違いないお」

(*゚ー゚)「白い腹募金がおすすめだよ」

(´・ω・`)「それは確信だね」


やがて黒かった血は灰色へと変わった。


(´・ω・`)「血が抜けすぎた、このままじゃ白くなる前に死んでしまう」

(*゚ー゚)「だったら止血しないと」

( ^ω^)「いやいや、灰色なんて中途半端過ぎるお」

(*゚ー゚)「それもそうね、いっそ出した黒を飲み干してしまいなさいな」

(´・ω・`)「僕はけっして白くはなれない運命にあるようだ」



2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 21:31:02.11 ID:/n1KfK5tO
(´・ω・`)「うっ」


死んだ。

黒を飲んだショボンは、自らが吐いた筈の毒に侵されて死んだ。


(*゚ー゚)「一度籠に捕われたカナリアは野生に帰れない」

( ^ω^)「かつてのストリートボーイズは刹那の損益に噛り付く。
        暖かなベッドから離れたら、ばらばらと崩れ落ちた」

(*゚ー゚)「ベッドからは抜け出せない。
     私達は文明という名の鎖に捕われたのだから」

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 21:33:05.82 ID:/n1KfK5tO
( ・∀・)「詐称は罪なのだろうか?」

( ^ω^)「罪に決まってるお」

(*゚ー゚)「私はそうは思わない。
     身を守ることが罪になるとは思わないから」

( ・∀・)「正直は罪なのだろうか?」

( ^ω^)「罪じゃないに決まってるお」

(*゚ー゚)「私はそうは思わない。
     剣と現実、どちらが人を鋭く貫くと思ってるの?」

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 21:34:32.22 ID:/n1KfK5tO
ξ゚⊿゚)ξ「天動説は正しかった」

(*゚ー゚)「ええ、その通り、コペルニクスは嘘をついたの。
     真に動いていた物は宇宙」

( ^ω^)「大きな流れを標準化し、小さな停滞を異端視する」

ξ゚⊿゚)ξ「それが悪いことだとは思わない」

(*゚ー゚)「大多数を隠れ蓑にした嘘は、限りなく真実に近く見えるものね。
     マイノリティーは秘密の言葉、宇宙を動かす真理になるの」

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 21:36:02.57 ID:/n1KfK5tO
ノパ⊿゚)「びっくりとはなんだ?」

( ^ω^)「予期せぬ事態だお」

ノパ⊿゚)「予想しているにも関わらずびっくりしてしまうこともあるぞ」

(*゚ー゚)「それはびっくりではなく、恐怖ね。
     だから猫ダマしは名誉革命時の王の心境に限りなく近いものを引き出すわ」

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 21:37:24.44 ID:/n1KfK5tO
ノパ⊿゚)「女とはなんだ?」

(*゚ー゚)「作る機械ね」

( ^ω^)「しかしサボタージュでもある」

ノパ⊿゚)「男とはなんだ?」

(*゚ー゚)「食べる機械ね」

( ^ω^)「しかしエナジーでもある」

ノパ⊿゚)「どちらが偉大だ?」

(*゚ー゚)「魚を女だとして、鳥を男だとする。
     そこに貴賓は無いわ」

ノパ⊿゚)「飛べない鳥は魚、潜れない魚は鳥か」

(*゚ー゚)「そういうことね」

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 21:40:04.07 ID:/n1KfK5tO
o川*゚ー゚)o「こんにちは」

(*゚ー゚)「ごちそうさま」

o川*゚ー゚)o「私の髪、ハープみたいでしょ」

(*゚ー゚)「奏でてみようかしら」


ぽろろろん


(*゚ー゚)「鳴ったわね」

o(*゚ー゚)o「貴女にあげるわ」

川*゚ー゚)「ありがとう、私もあげるわ」

o(*゚(ー゚)o「ありがとう」

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 21:41:25.75 ID:oirQbgOQO
∑ ゚∋ ←初めてみた

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 21:42:15.46 ID:/n1KfK5tO
  _「こんにちは」
( ゚∀゚)「さようなら」

(*゚ー゚)「あら素敵な眉毛」
 _「そうですか?」
( ゚∀゚)「そうですよ」

(*゚ー゚)「常にあらゆる二面性を見張るあなたは、まるで優艶な探求者ね」

_「ありがとう」
( ゚∀゚)「当たり前だ」

(*゚ー゚)「しかし背律は時として別れを生むわ」

_「そうですね」
( ゚∀゚)「そんな訳ない」

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 21:43:39.36 ID:/n1KfK5tO
(*゚ー゚)「あら、素敵な眉毛ね」

( ゚∀゚)「眉毛なんてありません」

(*゚ー゚)「あら、素敵な右目」

( ゚ ∀゚)「そうでもないです」

(*゚ー゚)「さようなら」

(゚ ∀゚)「さようなら」

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 21:45:41.39 ID:/n1KfK5tO
*(‘‘)*「ロリコンとは、臆病だ」

( ^ω^)「違うお、汚れを嫌うだけだお」

*(‘‘)*「ロリコンとは、潔癖だ」

( ^ω^)「それなら自己嫌悪と、まるでカタツムリの殻のように親しくなってしまうお」

*(‘‘)*「ロリコンとは、変態だ」

( ^ω^)「違うお、真の愛を追求してるんだお」

*(‘‘)*「ロリコンとは、頑固だ」

( ^ω^)「それは認めるお」

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 21:47:50.08 ID:utwfw6LNO
わざとらしいというかなんというかくせぇ

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 21:48:39.25 ID:/n1KfK5tO
「私は鍵括弧」

「四角ではない」

(*゚ー゚)「でも私よりは四角いわ」

「だが長方形よりは四角くない」

(*゚ー゚)「まるで蚤の綱渡りのような繊細さね」

「しかし虎に噛み殺されるよりはセラミックだ」

(*゚ー゚)「つまりは運次第」

「ああ、それに尽きる」

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 21:50:19.08 ID:/n1KfK5tO
ぱらぱらぱら

なたあかなたあかなたあか

はさかあなやはさかあなや




('A`)「意味はない」




はさかあなやはさかあなや

なたあかなたあかなたあか

ぱらぱらぱら

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 21:52:20.86 ID:/n1KfK5tO
( ´∀`)「足枷を外すモナ」

( ´∀`)つモナ

( ´∀`)つ ===モナ  (ごみ箱)

( ´∀`)「以外と簡単」

/ ,' 3「捨てようと思い切ること自体が難しいのじゃ」

( ´∀`)「しかし耐え続けることの方が辛い」

/ ,' 3「それは人それぞれだろう」

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 21:54:32.23 ID:/n1KfK5tO
ノパ⊿゚)「わはははははは」

( ・∀・)「どうしたの?」

ノパ⊿゚)「笑っているんだ」

( ・∀・)「しかし同時に呼吸もしている」

ノパ⊿゚)「だな」

( ・∀・)「更には心臓を動かしている」

ノパ⊿゚)「ああ」

( ・∀・)「何かを考えてもいる」

ノパ⊿゚)「そうだ」

( ・∀・)「瞬きもしている」

ノパ⊿゚)「これだけ多くのことをしなくてはならないなんて、生きるとは大変なことなんだな」

( ・∀・)「それをこなしている君は、きっと素晴らしい」

ノパ⊿゚)「その理屈はおかしいだろ」

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 21:57:29.72 ID:/n1KfK5tO
ノパ⊿゚)「私は馬鹿だ、分からないことが一杯だ」

川 ゚ -゚)「ならば地球には六十億の馬鹿がいることになる」

(*゚ー゚)「別に全てを理解する必要はない」

ノパ⊿゚)「しかし無知は怖い、まるで宵闇のようだ」

川 ゚ -゚)「ならば私が月となろう」

ノパ⊿゚)「少し怖くなくなった」

(*゚ー゚)「私は流星になるわ」

ノパ⊿゚)「ほとんど怖くなくなった」

(,,゚Д゚)「ならば俺は痴漢になろう」

ノパ⊿゚)「台無しだ」

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 21:59:53.80 ID:/n1KfK5tO
( ^ω^)「君はマイナーだ」

o川*゚ー゚)o「否定はしないわ」

( ^ω^)「だから僕の方が偉い」

o川*゚ー゚)o「そんな偉さなら私はいらない」

( ^ω^)「君は全てを突っ撥ねるアルマジロか?」

o川*゚ー゚)o「あなたは気がつかない、くだらない価値観に囲まれたあなたこそがアルマジロなのだと」

( ^ω^)「キュンときたお」

o川*゚ー゚)o「ありがとう、でも身体はあげない」

( ^ω^)「シュンときたお」

o川*゚ー゚)o「ごめんなさい、でも心はあげない」

( ^ω^)「実はツンデレに決まってるお」

o川*゚ー゚)o「そう思えるなら幸せね」

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 22:02:00.35 ID:/n1KfK5tO
(*゚∀゚)「アヒャヒャヒャヒャ、こんじゅんとした世界に行きたいぜ」

('A`)「こんじゅんではない、混沌だ」

(*゚ー゚)「一概にそうとは言えないわ。
     人が創った言葉なのだから、人により新たな可能性を模索されることは間違いではないの」

('A`)「こんじゅんが正義と化す時も来るというのか」

(*゚∀゚)「オレ様が正義、やったね」

('A`)「正義を生み出し存在のが正義とは限らない」

(*゚ー゚)「しかし正義を消費するだけの者よりは正義に近いわ」

(*゚∀゚)「日本語でおk」

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 22:06:50.73 ID:/n1KfK5tO
( ^ω^)「僕はまんじゅうになりたいお」

(*゚ー゚)「なればいい、義務を持たないまんじゅうになればいい」

( ^ω^)「僕はまんじゅうになりたくないお」

(*゚ー゚)「ならなければいい、権利を持たないまんじゅうにならなければいい」

( ^ω^)「僕は人間になりたいお」

(*゚ー゚)「なればいい、権利をたくさん持つ人間になればいい」

( ^ω^)「僕は人間になりたくないお」

(*゚ー゚)「ならなければいい、義務に縛られた人間にならなければいい」

(*゚∀゚)「せめてスワヒリ語で頼む」

(*゚ー゚)「●▽×◎※▲」

(*゚∀゚)「本当に喋られても困る」

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 22:09:39.58 ID:/n1KfK5tO
世界は繋がる。

電気によって。

今パソコンを通じてこの文章を読みながらコーヒーを啜っている男性も。

携帯の小さな画面とにらめっこしている眼鏡をかけた女性も。


(`・ω・´)「ならば世界は電気か?」

(*゚ー゚)「いいえ、そうではないわ」

(`・ω・´)「ならば電気による繋がりは虚偽か?」

(*゚ー゚)「慌てないで、人を繋げるツールが人だとは限らないでしょう?
     それと同じ、やはり電気は世界を繋げるの」

(`・ω・´)「不可視の繋がりに固執することは愚かだ。
     確かな繋がりを無視することも同じくらい愚かだ。
     真に尊ぶべきは加減、そういうことか」

(*゚ー゚)「まるで男女の愛ね」

(*゚∀゚)「大して上手くも無いぞ」

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 22:12:18.02 ID:/n1KfK5tO
⊂*(‘‘)*つ「ぶーん」

从'ー'从「ですますですます」

( ^ω^)「あれれー?」

(*゚ー゚)「アイデンティティ、それは脆く儚いもの」

ノパ⊿゚)「だが私は強くありたい」

(*゚ー゚)「得ようとすること自体が、あなたのアイデンティティと化すわ」

ノパ⊿゚)「安心したぞ」

(*゚ー゚)「怠惰に染まればかつてのアイデンティティは失われるわ」

ノパ⊿゚)「ならばどうすればいい?」

(*゚ー゚)「全力を尽くせばいい」

(*゚∀゚)「安心しろ、お前ら既に世間一般から外れてるから」

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 22:15:41.15 ID:/n1KfK5tO
( ^ω^)「ビップ、ステップ、ジャンピング」

∑ ゚∋「とうとうたどり着いたか」

( ^ω^)「そのようだお」

∑ ゚∋「これからも歩み続けろ、真理は常に変化するのだ」

(*゚ー゚)「追いつける日は来るのかしら」

∑ ゚∋「追い抜かすことすら可能だが、少し後ろを着いていくのが無難ではある」

( ^ω^)「どうしてだお?」

∑ ゚∋「先駆者は異端者であり、創造の義務を背負うからさ」


~FIN~


(*゚∀゚)「ちょい待て、まだオレ様は言いたいことがある」

(*゚ー゚)「今更何なの?」

(*゚∀゚)「何なのってお前な……まあいい、とにかくまだ続けるぞ」

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 22:20:19.01 ID:/n1KfK5tO
(#゚∀゚)「大体このスレタイは何だっ!!」

(*゚ー゚)「何って、あなた日本語も読めないの?」

(#゚∀゚)「あーっ、そうじゃなくってぇ、
     どうしてこんな→∑ ゚∋やつがタイトルに抜擢されてんだよ!?」

(*゚ー゚)「ちゃんと出てきたじゃない」

(;゚∀゚)「一レスだけだろ」

(*゚ー゚)「始まりと締め、一番重要な部分に出ていれば十分よ」

(*゚∀゚)「そういうもんかねぇ」

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 22:25:59.49 ID:/n1KfK5tO
(*゚∀゚)「でも>>8が言ってる通り、タツノオトシゴなんて馴染みが無いんだよ!
     根拠もなくプッシュするようなAAでもないだろ!!」

(*゚ー゚)「カリカリしてると早死にするわよ」

(#゚∀゚)「うっぜええええええ!!」

(*゚ー゚)「下品な人」

(* ∀ )「おーけー、ぶち殺す」

(*゚ー゚)「ごめんなさい」

(*゚∀゚)「んな素直に謝られたら……やりにくいじゃんかよ……」

(*゚ー゚)「……ふっ」

(#゚∀゚)「おいっ、確信犯か!?」

(*゚ー゚)「疑心暗鬼はよくないわ」

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 22:33:15.44 ID:/n1KfK5tO
(*゚∀゚)「肝心の内容も内容だ、オレ様は>>13のレスに全面的に賛成するぞ!」

(*゚ー゚)「自虐で同情票?」

(#゚∀゚)「うたぐり深いのはどっちだよ!!」

(*゚ー゚)「あら、勘違いだったの?」

(#゚∀゚)「正真正銘本音だよ」

(*゚ー゚)「ならば引き伸ばさず、素直に落とせばいいじゃない」

(*゚∀゚)「そういう問題でもなくって、
     これでもオレ様はオレ様なりにこのスレをよくしようと……」

(*゚ー゚)「そんなことよりホッブズについて語りましょう」

(`・ω・´)「うむ、彼の絶対王政にかける情熱は本物だ」



(*;∀;)「こんな世界嫌だあああああ!」

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 22:41:57.27 ID:/n1KfK5tO
(*;∀;)「ぐすっ、ぐすっ……」



(*゚ー゚)「リヴァイアサンは名著ね」

(`・ω・´)「私も同意する」



(*;∀;)「……」



( ^ω^)「何の話をしてるんだお?」

(*゚ー゚)「中~近世欧州の統治についてね」

( ^ω^)「それは興味深いお」



(*;∀;)「ちったあオレ様にも興味持ってよ……」

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 22:43:16.24 ID:/n1KfK5tO
(*;∀;)「……」




( ^ω^)「しかし絶対王政には弊害も多いお」

(*゚ー゚)「そうね、どうしても虐げられる層は……」

(`・ω・´)「しかしだな……」




(*;∀;)「……」

ノパ⊿゚)「あの……、どうかしたか?」

(*;∀;)「えっ?」

ノパ⊿゚)「なんかつらいことでもあったのか?」

(*;∀;)「……心の友よっ!」

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 22:49:44.75 ID:/n1KfK5tO
ノパ⊿゚)「そうか、そんな悩みを……」

(*゚∀゚)「おかしいと思わないか?
     このスレを取り巻く……なんつーか、厨二かつカオスな空気」

ノパ⊿゚)「言われてみれば、確かに理解不能なことが多かったかもしれん」

(*゚∀゚)「でもよかったよ、まともなやつがい……」

ノパ⊿゚)「つー?」

(;゚∀゚)「逃げるぞっ!」

つーはそう言いながら、ヒートの手をとって走り出した。

ノハ;゚⊿゚)「あっ、ちょっ、おい、いきなりなんだよぉぉ!!?」

(;゚∀゚)「走りながら後ろ見てみな」

ノハ;゚⊿゚)「うおっ、何だあれは!!?」

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 22:59:53.13 ID:/n1KfK5tO
(# ∀゚)「俺の目を返せえええええ!!」

ヒートが見た先にいたのは、隻眼の若い男。
手にはバットを持っている。

しかし驚くべきは他にある。

彼が怒鳴りつけている方向には血まみれの人間、
そして、羽を生やして空を飛ぶ"目玉"があったのだ。

ノハ;゚⊿゚)「何なんだよあれはぁぁあああ!!?」

(;゚∀゚)「分からない、けど……」



この世界の狂気の被害者なのかもしれない。


そう話す彼女の顔色は、恐怖のためか真っ青だった。

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 23:07:51.38 ID:/n1KfK5tO
ノハ;゚⊿゚)「はあっ、はあっ……ここまで来れば大丈夫だよな?」

(*゚∀゚)「ああ、きっと大丈……いやっ、そうでもないか」

ノパ⊿゚)「どういうことだ?」

(*゚∀゚)「この世界にいる限り、結局いつかオレ様達も……」

言葉を途切らせ、ガクリと膝をつく。

ノパ⊿゚)「つー?」

(* ∀ )「……逃げるんだ」

ノパ⊿゚)「へっ?」

(* ∀ )「プラトンについて語りたい、そんな気がしてきてな」

ノハ;゚⊿゚)「まさかお前まで!!?」

(* ∀ )「……多分狂気に侵された」

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 23:15:00.79 ID:/n1KfK5tO
ノハ;゚⊿゚)「嫌だよっ、お前を見捨てるなんて!!!」

(* ∀ )「いいから逃げろ」

ノハ;゚⊿゚)「でもっ!!!」

つーは駄々をこねるヒートの肩に手を置くと、
何か吹っ切れたような表情の顔を上げたた。

(*゚∀゚)「わかるんだよ、もう手遅れだってな。
     ……狂気は感染する、せめてお前だけでも逃げ延びてくれ」

つーはニコリと笑うと、突然しゃがみ込んで床に指で何かを描き始めた。

(* ∀ )「そもそもピタゴラスは数字を神格化して……」

ノパ⊿゚)「つー……」

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 23:18:34.24 ID:/n1KfK5tO
ノハ ⊿ )「私は、一体どうしたら……」

ヒートは一人、とぼとぼとと歩く。

"モナ"と書かれた文字盤を笑いながら投げている男がいた。
腹から黒い血を流している男がいた。

彼女はそれらから目を背け、人気のなさそうな場所をただただ目指した。

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 23:28:08.23 ID:/n1KfK5tO
ノハ ⊿ )「もう、限界だ」

独りごちて、床にへたり込む。

ノハ;⊿;)「一体どうすればいいんだよぉぉぉぉお!!?」

我慢の限界だったのだろう。
彼女は体操座りをしながら膝に頭を預け、大声を張り上げて泣いた。

( ・∀・)「あの……」

と、一人の男が彼女の肩を叩く。

( ・∀・)「一体どうし……」

ノハ;⊿;)「近づくなああああああっ!!!」

(;・∀・)「えっ!?」

ノハ;⊿;)「いいんだ、どうせおかしくなるんなら、いっそ一人ぼっちの方が……。
     そしたら自分がおかしくなったことにも気付かずにいられる。
     そうなんだ、誰もいなければいっそ気楽だ。
     だから私は……」

( ・∀・)「……」

男、モララーは、黙ってヒートから離れた。
彼女はもう手遅れ、そう悟ったのだ。

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 23:37:54.43 ID:/n1KfK5tO
( ・∀・)「あーあ、どうしてこんなことに」

彼の>>3での問答は、あくまで気紛れで行ったものだった。
なんとなくひねた問答をしたくなり、
しぃとブーンはそれに付き合ってくれたのだと考えていた。

( ・∀・)「だが、実際はどうだ。
       誰もかもがあんな馬鹿げた話に夢中になっている。
       あの女の子も、正気だからこそ泣いているんだと思ったのになー」

呟いて、ヒートのことを思い出す。

( ・∀・)「彼女だって、最初からああだった訳じゃなかったろうに。
       ……俺もいつかは狂ってしまうんだろうか?」

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 23:41:39.46 ID:/n1KfK5tO
( ・∀・)「そういえば、ギコのやつがラリっちまう寸前に言ってたな。
       狂気は感染する、とかなんとか」

それが事実とすればだ、必ず狂気の元がいる筈だ。
そいつを叩きさえすれば、何とかなるんじゃないだろうか。
モララーはそんなことを考えた。

( ・∀・)「うしっ、一際怪しいやつを探すか」

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 23:49:04.67 ID:/n1KfK5tO
( ・∀・)「つっても怪しい奴だらけだから困る」

そう吐き捨てながらも、モララーの顔は絶望には染まっていなかった。

彼は自信家であり、意志が強い。
長所にも短所にもなり得るそれが、今は役立っているのだろう。

( ・∀・)「ま、何とかなるだろ、何とか……」

モララーはふと足を止め、遠くにある何かに目を凝らした。

∑ ゚∋「我思う、ゆえに我あり。
     これを真とするならば、思考を停止することと死とはどんな違いが……」

(;・∀・)「……見つけた、一際怪しい奴」

そこにいたのは、巨大タツノオトシゴだった。

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 23:53:41.13 ID:/n1KfK5tO
( ・∀・)「なあなあ、考え事中に悪いんだけど」

∑ ゚∋「何だ?」

( ・∀・)「あー、何て言うんだろう。
       ……ぶっちゃけた話、
       俺はお前こそがこのスレッドの狂気の発生源じゃないかと疑ってんだ」

∑ ゚∋「その通りだ」

( ・∀・)「ああ、やっぱり……って、えっ?」

(;・∀・)「いきなりヒットかよおおおおお!!?」

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 00:01:04.08 ID:etCQ5byxO
( ・∀・)「なあ、あんたは一体どうやって……まあ、それはいいか。
      じゃなくて、早い所この世界を元に戻してくれ!」

∑ ゚∋「断る」

( ・∀・)「別にいいじゃねーかよ。
       あっ、まさか戻せませんってオチじゃないよな?」

∑ ゚∋「……戻すことは可能だ」

( ・∀・)「ならさぁ!」

∑ ゚∋「しかしそうすると、私は今持っている思考力や言語能力を失う。
     故に断る」

( ・∀・)「どういうことだよ?」

∑ ゚∋「私のような人外が知能を持つためには、
     世界そのものが狂っていなくてはならないのさ」

( ・∀・)「確かにリアルなジャンルの話じゃこうはいかねーけど、
       でもなぁ……あんた自分勝手過ぎるぜ」

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 00:05:55.80 ID:etCQ5byxO
∑ ゚∋「何故だ?」

( ・∀・)「そりゃ自分の為に他人を傷つけるのはおかしいだろ」

∑ ゚∋「しかし憧れとは、他を犠牲にしても叶えたいものだよ」

( ・∀・)「……埒があかない、gdgdは好みじゃない」

∑ ゚∋「ならばお前も狂ってみるか?」

( ・∀・)「いや、それだけは……そうだお前ちょっと来い、見せたいもんがある」

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 00:17:37.33 ID:etCQ5byxO
モララーはタツノオトシゴを連れ、ヒートがいた方へと戻っていった。

ノハ ⊿ )「……」

彼女は相変わらず俯いたままだった。

( ・∀・)「この子を見てみろ、こんなに絶望し切った表情の子が……」

と、モララーの声を聞いた彼女は一瞬ビクリと身体を動かきし、
うつむいていた顔を持ち上げて凄い勢いで話し始めた。
なぜかその表情は、笑顔一色だった。

ノパー゚)「ソクラテスって凄いよねぇぇぇ!!
     時代は跳ぶけどベーコンも、それで、えっと……」

( ・∀・)「いや、俺はだな……」

ノハ ー )「彼に対抗できるのはデカルトぐらいなもので、えと……」

次第に声が湿り気を帯びる。

ノハ;ー;)「わっ、私馬鹿だからよく分からないけど、聞き手にだったら回るぞぉぉぉ!!!
     だから、だからさ……一人にしないでくれ、寂しいんだ……」

ヒートは必死に笑顔を取り繕いながらも、大粒の涙を流した。

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 00:27:25.08 ID:etCQ5byxO
( ・∀・)「安心してくれ、僕は、正常だ」

ノハ;⊿;)「っ……」

ヒートはモララーの胸に飛び込び、泣きじゃくる。

ノハ;⊿;)「きっともう誰ともまともに話せない、
     そんな想像をしてしまって、堪らなく怖くなって……」

モララーは無言でヒートの頭を撫でながら、タツノオトシゴをにらみつけた。

( ・∀・)「これがお前の憧れに伴う犠牲だ」

∑ ゚∋「……」

( ・∀・)「……頼むっ、世界を元に戻してくれ!」

∑ ゚∋「賽は既に投げられた、が……、
     一度投げられた賽を再び振るうことも、時には許されるだろう」

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 00:38:53.80 ID:etCQ5byxO
(*゚∀゚)「アヒャヒャ、今日はいい天気だな!
     お前に言わせりゃルソー日和ってか?」

(;゚ー゚)「そっ、そういうのにハマってたのは……若気の至りってやつよ、うん」

(*゚∀゚)「ふーんっ、若気の至りにオレ様がどんだけ振り回されたか」
  _
( ゚∀゚)「まあまあ、そういじめるなっての」




世界は、元に戻った。

59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 00:41:37.31 ID:etCQ5byxO
( ・∀・)「こいつ、すっかり小さくなったよね」

ノパ⊿゚)「そうだな、普通のタツノオトシゴサイズに戻ったからなぁぁぁあ!!!」

∑ ゚∋「……」

もの言わず水槽を泳ぐ彼は、何を考えているのだろうか。
もはやそれを知ることは、誰にも叶わない。


だが……、


( ФωФ)「ビョロロン、魅惑の響きだ」

/ ,' 3「今こそ革命権を!!」



世界がまた狂ったら、きっと彼は再び……

その時が来るのは、ひょっとしたら一瞬の後なのかもしれない。
タツノオトシゴは、今も憧れているに違いないのだから。



~FIN~

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 00:46:33.07 ID:etCQ5byxO
後半はながら投下、プロット一切なし

自分でもこんなことをした理由は分からない、
分からないけど……正直楽しかった

読んでくれた人、ありがとう

61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 00:47:28.35 ID:i9LH1hjZ0

で、何の作者だ?

63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 00:52:27.37 ID:pkrAehN60
わかんねーけど乙だぜ
ヒー全のような気がするぜ

64 名前: ◆Cs058I7w36 :2008/01/02(水) 00:57:51.32 ID:etCQ5byxO
>>61
凄い、何故わかったのやら……>>63の言う通り

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/01(火) 23:55:17.62 ID:GwL64gra0
どっちが口先なの?

69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/02(水) 01:05:57.70 ID:etCQ5byxO
あー、最後に>>50の質問にだけ
∑ ゚∋←これが口のつもり!
05/24|ふしぎコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
この記事にコメント
名前:
コメントタイトル:
メールアドレス:
URL:
コメント:

パスワード:
管理人だけに表示:
管理者にだけ表示を許可
この記事にトラックバック
プロフィール

けいめ

Author:けいめ
特に書くことはないです

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。