(´<_` )なんか人を殺したいっつーかそんな感じのようです 一月
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257 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 17:57:40 ID:9nRmRGPE0 [1/35]

(-< - )

(う<` )「ん…」

起きるといつものベッドではなく布団だった。

(´<_` )「そうか…ここはおじ者の別荘…」

襖、障子、畳に布団。

おじ者の別荘の日本屋敷。
ここで年を越し、初詣するんだった。

いつものメンバーで。

(´<_` )「顔でも洗うか…」

258 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 17:58:28 ID:9nRmRGPE0 [2/35]
ヒノキで出来たユニットバス。

洗面所に水を貯め、顔を洗う。

蛇口の横に写真立て。

『( ´_ゝ`)v ('A`)v 川* ゚ -゚) v(*゚ー゚) v  (´<_` )』

(´<_` )

おじ者の撮ってくれた写真。
みんな浮かれてピースサイン。

しぃなんか両手だし。

(´<_` )「はぁ」

兄者はドクオと、しぃは素直と。

俺だけ一人部屋。

(´<_` )

こういう朝はやっぱりどうしても。

人を殺したくなる。

(´<_` )「あ、顔も洗ったし。着付けてもらうかな」

259 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 17:59:06 ID:9nRmRGPE0
£°ゞ°)「終わりました」

(´<_` )「ん、ありがと」

一年に数回あるかないかの和服は動きにくいが我慢しよう。

(´<_` )「朝飯どこだっけ」

£°ゞ°)「菊の間で皆様お待ちしています」

(´<_` )「そっか、ありがと」

260 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 21:21:04 ID:9nRmRGPE0
―――
早速菊の間の襖を開く。

(*゚ー゚) 「あ、弟者くーん!」

川 ゚ -゚)

(´<_` )

女性陣も華やかな和服だ。

('A`)

(´<_` )

ドクオも。
馬子にも衣装と言うやつか。

( ´_ゝ`)

(´<_`;)「あ、あけましておめでとう、兄者、き、着物似合わなくもないぞ!!俺と似ているお陰だな!!」

( ´_ゝ`)ズゾゾゾゾゾ

兄者は勢いよく湯呑の茶を飲んだ。

261 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 21:23:01 ID:9nRmRGPE0
ハソ ゚-゚リ「御節をお持ちしましたー!」

伊勢エビがドンと乗っかった御節は相変わらず旨そうだ。

御節を皆で摘まみながら俺は兄者に言った。

(´<_`;)「去年はいろいろあったな!楽しかったな!兄者!」

兄者が漆塗りの箸をポキリと折った。

( ´_ゝ`)「…楽しかった?どこが?」

(´<_`;)「ほら!兄者バカだからみんなで心配してたけど、無事に同じ高校に4月に入れたし?五月病にも罹らずに5月過ぎたし?6月も梅雨乗り越えれたし?」

( ´_ゝ`)「楽しい要素が無いけど。嫌味か?」

折れた箸をさらにパキパキと折る。

メイドさんがハラハラしながら代わりの箸を持ってくる。

まあこの箸一膳で彼女らの年収を遥かに上回っているのだろうからな。

262 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 21:24:13 ID:9nRmRGPE0
しかし兄者は何故こんなことをするのだろう。

もしかしたら今日はクラッシャーな日なのかもしれない。

時々猛烈にその辺の物壊してスッキリしたいこともある。
きっとそうなのだろう。
ここは暖かい目で見つめよう。

(´<_` )

暖かい目で。

(◠<‿◠ )

暖かい、目で。

( ´_ゝ`)

きめええええ。

263 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 21:25:32 ID:9nRmRGPE0
(*゚ー゚) 「7月には文化祭もあったね!フォークダンス楽しかったね!弟者君!」

(´<_` )

文化祭。

『( ゚<_ ゚# )「注文聞いてんだろうがあああ!!」』

( <_ iii)

この女は何故昔の傷を抉るのだろうか。

(*゚ー゚;) 「お、弟者君?!」

( ´_ゝ`)ズゾゾゾゾゾ

川* ゚ -゚)「八月のハワイも楽しかったな、しぃ」

主に水着のしぃとクルージングしたあの夕焼けは、美しかった。

きっとしぃと見れたから。

('A`)「九月の素直のジャージ似合ってたな!」

川 ゚ -゚)

( *´_ゝ`)「十月のドラキュラな先生も似合ってましたよー」

('A`)「うるせ、嫌なこと思い出させんなクズ」

(´<_`;)「ぶ、無事に十一月にはお互い生徒会当選したしな!!ま、俺のお陰だけど喜んでもいいぜ?兄者!」

( ´_ゝ`)「は、当選じゃなくて信任だろ。立候補一人ずつだったんだから」

(´<_`;)「じ、十二月は…グラスありがとな」

( #´_ゝ`)「……」

264 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 21:26:26 ID:9nRmRGPE0
(*゚ー゚) 「そういえば十二月のあれ…結局なんだったんだろう…」

( ´_ゝ`)('A`)川 ゚ -゚)(*゚ー゚) (´<_` )


十二月、あのクリスマスパーティーの翌朝。

実は小さな事件が起きた。

花火が終わり、パーティーがお開きになった後、おじ者がいつものメンバーにもう遅いからこの城に泊まって行くよう勧めた。

家の了承を取った俺らは各々個室を借りて泊まった。

ベットヘッドに靴下がかけられたクリスマスムード満点のベッドに俺たちは寝ていた。

しかし、翌日。その靴下にこの5人だけ、プレゼントが入っていたのだ。

まず俺らはおじ者に真相を聞いたがおじ者は否定。

城中の防犯カメラを確かめたが誰一人そんなことをした人物などいなかった。

おじ者にプレゼントの内容を確かめてもらったがプレゼントに毒も仕掛けもなく。

皆バラバラのプレゼントだったと言う。

265 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 21:27:26 ID:9nRmRGPE0
(´<_` )

(*゚ー゚)

川 ゚ -゚)

('A`)

( ´_ゝ`)


あれは一体。
五人の間で沈黙が広がる。

襖がスッと開く。

  _、_
( ,_ノ` ) y━・~「食べ終わったかい?」

(´<_` )「あ、うん」

  _、_
( ,_ノ` ) y━・~「じゃあ車用意してくるね」

266 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 21:28:36 ID:9nRmRGPE0
おじ者は仕事で行けないらしいので5人だけで初詣だ。

  _、_
( ,_ノ` ) y━・~「じゃあ12時にここで車のお迎えをよこすよ」

本当はおじ者は危ないから神社を貸し切りたいらしいがそれは断った。


だって。

木を隠すなら森の中。
水を隠すなら海の中。

( ´_ゝ`)('A`)川 ゚ -゚)(*゚ー゚) (´<_` )

人を殺すなら人の中、だろ?

267 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 21:29:41 ID:9nRmRGPE0
(*゚ー゚) 「うわぁ…!屋台がいっぱーい!」

川* ゚ -゚)「い、一緒に綿あめでも食べるか?しぃ!」

(´<_` )「屋台は参拝の後でいいだろ…」

俺たちは賽銭を投げ、手を合わせる。

(-< - )

しぃを殺して兄者と仲良くなりたい。

(*- -)

クーちゃんを殺して弟者君と結婚。

川- -)

ドクオを殺してしぃちゃんと××したい。

(-A-)

兄者を殺してクーにゃんと【禁則事項】したい。

( -ゝ-)

弟者殺して先生と仲良くして数学いっぱい習いたい。

268 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 21:31:11 ID:9nRmRGPE0
参拝後。

(*゚ー゚) 「うわぁ…この狐のキーホルダー可愛い!!」

川* ゚ -゚)「た、狸もいるぞ!!」

( ´_ゝ`)「んー、狼もだ」

( ゚д゚ )「うちの神社では狐、狸、狼を神の使いと考えて祀っているんですよ」

(´<_` )「なるほど…ってまたミルナがバイトしてんのかよ」

( ゚д゚ )「俺だってなんでこんなにバイト先でお前らと会えるのかわからないよ…」

('A`*)「す、素直!買ってやるか?!」

269 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 21:32:13 ID:9nRmRGPE0
( ´_ゝ`)「すみません、破魔矢と破魔弓ください」

('、`*川「はい」

( ´_ゝ`)「ありがとう」

破魔矢を買うとすぐに神社横の林の中に入る。

人でごった返した神社でもここには誰もいなかった。

破魔矢をヤスリで削り、尖らせる。

( ´_ゝ`)「……」



(*゚ー゚) 「この狐ちゃんお揃いで買おうよ!弟者君!」

(´<_` )「すいません、兄弟仲がよくなるお守りありますか?」





( ´_ゝ`)「……」

肉眼で弟者が見える距離。

おじ者の弓道場で練習したから大丈夫だろう。


グッと弓を構える。

270 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 21:33:14 ID:9nRmRGPE0
( ´_ゝ`)

いや、練習はもっと距離あったかな。
練習通りの距離じゃないと感覚が合わなくて失敗するかもしれない。

弟者を見ながら後退する。

( ´_ゝ`)「このくらいかな…?」

もう一歩、と左足を後ろに踏み出したその時。

(; ゚_ゝ ゚)「?!」

地に左足がつかなかった。



バシャン




チリン

(´<_` )「…兄者?」

(*゚ー゚) ?「どうしたの、弟者君?」

271 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 21:34:06 ID:9nRmRGPE0
(  ゝ )

おかしいなぁ、池があるのは知ってたけどこんな距離だったのかなぁ。


ゴボッ

泳ごうにも踏み外した時に左足を痛めたのか力が入らない。


ゴボッ

その時襟を強く掴まれて誰かにに引っ張られた。

272 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 21:35:14 ID:9nRmRGPE0
「兄者、大丈夫か、兄者」

(; -_ゝ-)「ん、ん…?」

( ´_ゝ`)パチ

( ´_ゝ`)(´<_` )


( ´_ゝ`)「…なんだ、お前かよ」

(´<_`;)「あ、べ、別にお、お前を助けに来たんじゃないぞ?た、偶々助けたのがお前だった訳で…」

( ´_ゝ`)

弟者の服はずぶ濡れだった。

( ´_ゝ`)「…着衣泳で人命救助は出来ない。水難救助の基本だが」

(´<_` )「…必死だったから」

( ´_ゝ`)「……運が悪ければ、お前も死んでたな。全く悪運だけはいい奴だ」

俺は立ち上がる。

273 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 21:36:29 ID:9nRmRGPE0
( ´_ゝ`)「…痛」

(´<_`;)「な、情けないな!溺れた挙句に足でもやったか?一人で歩くことも出来ないなんて兄弟としては情けないからか、肩ぐらい貸してやってもいいぞ?」

弟者が腕を伸ばす。

パシン

( # _ゝ )「…いらない」

(´<_`;)「………そうか」


俺は左足を引きずりながら歩く。

( ´_ゝ`)

こんなことぐらいで、あいつに借りなんか作りたくない。



これであのことをチャラにしてやるほど俺は甘くない。

274 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 21:37:39 ID:9nRmRGPE0
(´<_` )「…あーーあ」

また素直になれなかったなぁ。

チリンと鳴る、狸の鈴の兄弟仲のお守りを揺らす。

(´<_` )「…イライラするなぁ」

ふと池を見ると弓と矢があった。


(´<_` )「…ふむ」

矢の先が綺麗に削られてて尖っている。

俺は神殿に向かい走った。

275 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 21:38:41 ID:9nRmRGPE0
川* ゚ -゚)「しぃ…良縁のお守りだそうだ。二つセットだから片方あげよう」

(*゚ー゚)

川* ゚ -゚)「こ、この二つをこうくっつけると狐と狸が手でハートを作ったように見えてな…」

(*゚ー゚)





(´<_` )「あ、いた」

神殿の屋根の上。
そこに俺はいた。

276 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 21:40:00 ID:9nRmRGPE0
(´<_` )

狙いを定めて。

おっと、素直クールに当たりそうだ。

…そういや姉者が言ってた「素直クールは気をつけて見てて」ってどういう意味だったんだ…?

俺はしぃを見ながら移動した。

(´<_`;)「!?」

突然強風が吹き、体のバランスが崩れる。



普段なら風くらいで俺もそんなに体のバランスが崩れるわけじゃない。

ただ、

着慣れぬ和服が、

濡れて異常に重くなった服が、

俺を地面の方へ引っ張った。

277 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 21:41:23 ID:9nRmRGPE0
( <_  )「…ってぇ」

(´<_` )「……あれ、生きてる」

下の植え込みがクッションとなり、俺は助かった。

(´<_` )「…こんなところに植え込みなんかあったかなあ」

(´<_`;)「っ…」

右足を痛めてしまったようだ。

(´<_` )「あーあ…いてぇ」

278 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 21:42:13 ID:9nRmRGPE0
(*゚ー゚) 「弟者君どこいっちゃったんだろ?」

川* ゚ -゚)「しぃ、こっちに綿あめがあるぞ、買おうか?」

(*゚ー゚)

うっとおしいなぁ。

私は人ごみに紛れてクーちゃんの足を引っ掛けた。


川; ゚ -゚)「あっ…」

(*゚ー゚)

予想通り、クーちゃんは石階段の上から下へ転げ落ちる。

石階段の一番上から下へと転げ落ちたら

さすがにクーちゃんでも…ふふふ。

279 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 21:43:13 ID:9nRmRGPE0
…かと思いきや。

川 ゚ -゚)「よっ…と」

(*゚ー゚;) そ

石階段に手がついた彼女はその腕をバネのように使い空中へと身を投げ、

そのまま体制を戻し彼女は石階段の一番下で何事も無かったかのように立っていた。

川; ゚ -゚)「…すまない…しぃ、転げてしまった」

( *l v l)「クール様とここで会えるとは…」

彡* l v lミ「揺れる胸…踊る袖…和服もお似合いだ…」

(゜3゜*)「運動神経も抜群…!」


(*゚ー゚#)

あー
もー
どーしよー。


(*゚ー゚;) 「…っ!」

…人に酔ったのか激しい頭痛がする。

…あーもう、嫌になるなぁ。

280 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 21:44:06 ID:9nRmRGPE0
('A`*)「クーにゃんハァハァ」

咄嗟に携帯のカメラで撮ったが中々じゃないだろうか。

川 ゚ -゚#)

何あいつ勝手に撮ってるんだか。

頭に血が上り、ドクオに近づく。

川 ゚ -゚) ('A`)?

川 ゚ -゚) ('A`;)そ

ぐしゃりと携帯を右手で潰した。

('A`;)「お、俺の携帯…」

川 ゚ -゚)「あ、ごめんなさい。盗撮犯かと思って間違ってしまいました」

('A`)「い、いいよ!ははは!!」

川 ゚ -゚)

なんでヘラヘラしていられるのか。

…まあいい。ヘラヘラしてられるのも今のうちだ。

もうすぐ奴らがくるだろう。

川 ゚ -゚)「恋のお守り欲しいなぁ…」

('A`*)「か、買ってくる!!」

川 ゚ -゚)「…っ…右手痛い」

彼を見送りながら私は携帯を潰した時に痛めた右手をさすった。

怒りで力を加減出来なかったようだ。

281 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 21:44:59 ID:9nRmRGPE0
('A`)「あ、すいませーんお守りくだ…」

( ・□・)「おい」

('A`;)「……!!」

近所で有名な不良。
なんでここで、
なんで俺が?

( ^^ω)「ちょっと来いホマ」

282 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 21:45:57 ID:9nRmRGPE0
不良は俺の左手を強く掴み人気の無い林へ引っ張る。

('A`;)「は、離してください!!お金なら出しますから!!」

( ・□・)「金云々じゃないんだよ」

( ^^ω)「姉御から始末するように言われてるホマ」

('A`;)

姉御。
俺は一体どこの女の恨みを買ったのか。
きっと最低な女に違いない。
少しはクーちゃんを見習って欲しいものだ。

( ・□・)「お前を始末しないと俺らが姉御にやられるからな。恨むなよ」

マスクの男が俺を羽交い締めする。

( ^^ω)「おらっ!!」

しゃくれた男が拳を俺に振り上げる。

俺は思わず目を閉じた。

283 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 21:47:00 ID:9nRmRGPE0
「ゲフッ」

(-A-)

さっきの男の不自然な声が聞こえた。


殴りかかってきた男が、
殴られたような声を出したのだ。

('A`)パチリ

( # ゚_ゝ ゚)「おめぇら先生に何してんだよ?」

( #)^^ω)「!?」

( ・□・;)「だ、誰だ…お前?」

( #´_ゝ`)「先生の生徒だよバーーーカ」

('A`;)「なんで…お前がここに…」

流石兄者は振り向きながら俺を羽交い締めしている男の顔を殴る

( ×□×(#)「うっ!!」

( ´_ゝ`)「…お前らの制服…校章…私立設楽場高校か…」

(#)^^ω)「…フン!覚えてろ!!」

( ・□・(#)「お前なんかより姉御のが強いんだからな!!」

('A`;)

不良共は捨て台詞を吐き逃げていく。

284 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 21:48:11 ID:9nRmRGPE0
('A`;)「…ふぅ、助かった」

(;´_ゝ`)「先生大丈夫?左手…腫れてる…」

('A`)「…大丈夫だ」

( ´_ゝ`)「…あ、約束の12時。車来ますし待ち合わせ場所行きますか」


('A`)そ「あ!」

待ち合わせ場所に向かう途中に俺はふと思い出した。

('A`)「そうだ…恋のお守り…」

( ´_ゝ`)「あ、買うんですか?待ちますよ」

('A`)「買ってくる」

高知から恋のお守りを買うと流石も何かを伊藤から買っていた。

( ´_ゝ`)「はい、先生」

('A`)「…絵馬?」

( ´_ゝ`)「書いた方がいいですよ【素直と仲良くなりたい】って」

よくみれば流石はもう片方の手に【先生と仲良くなりたい】と書かれた自分の絵馬を持っていた。

あ…れ…?

('A`)「…だな」

こいつ実はいい奴?

285 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 21:56:29 ID:9nRmRGPE0
―――

(´<_`;)ソワソワ

左足を怪我した兄者がまだ来ない。

(*゚ー゚)「てか弟者君なんでびしょ濡れなの?」

川 ゚ -゚)「真冬なのに寒くないのか」

(*゚ー゚)

・・・そんなの当然じゃない。未来の私のダーリンが寒さに負けるような人間なわけがないわ。
氷点下でマッパでもピンピンよ。

(´<_`; )ソワソワ

待ち合わせ時間近いのに。

どこかで倒れていないか。

(*゚ー゚) 「待ち合わせ時間あと5分かー…ねぇ、弟者君、しりとりしない?私最初ね!しりとりの“り”!」

川 ゚ -゚)「リトアニアの“あ”!!」

286 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 21:57:19 ID:9nRmRGPE0


(´<_`;)「あ、兄者!!」

('A`;)「ふぅー、案外遠かった…」

( *´_ゝ`)「やったね先生!!」

(*゚ー゚) 「“や”…か…槍の“り”!!」

川 ゚ -゚)「リズムで“む”!!」

('A`*)「素直!!」

クーちゃんに近づきたくて思わず走り出す。

(;´_ゝ`)「先生ー!!待って!!」

流石兄者が俺の後を追って走り出す。

(´<_`;)「無理すんな!左足痛めてるだろ?」

(*゚ー゚) 「ロリで“り”」

('A`;)

え、こいつ左足痛めてるの?
さっきまであんなに暴れてたのに…。

(  ゚_ゝ ゚)

やべえ、左足痛めてるの忘れてた。

思い出すと一瞬で左足の痛みがひどくなる。

俺はずっこけてコンクリートにキスをした。

287 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 21:58:24 ID:9nRmRGPE0
と、思いきや。

どうやら柔らかいクッションにより守られたようだ。

俺は顔をあげる。

川 ゚ -゚)「……リンゴで“ご”」

(;´_ゝ`)「ご、ごめん…」

( ゚A ゚)

この野郎、倒れるついでにクーちゃんの胸に顔突っ込みやがった。

やっぱこいつマジないわ。

288 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 22:14:11 ID:9nRmRGPE0
  _、_
( ;,_ノ` ) y━・~「なに怪我してるのもー!!ほら!だから貸切るって言ったじゃん!!那智君!世界クラスの医者を!!」

(´<_`;)「大袈裟だよ…おじ者…ヒックシュン・・・!」

(*゚ー゚;)「手繋いで暖めよ?!弟者君!」

(´<_` )「いらない」
  _、_
( ,_ノ` ;)y━・~「てかなんで二人ともびしょ濡れなの?!寒くないの?那智君!タオルと着替え!!早く早く!!」

( ´_ゝ`)「いやあ先生のことで必死で忘れてた。ひっくしゅん」

(´<_` )「・・・ヒックシュン」

ハソ ゚-゚リ「は、はい!!お二人とも!お着替えとタオルです!!」

( ´_ゝ`)「どーも。それよりおじ者にお願いがあるんだけど…」

289 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 22:15:29 ID:9nRmRGPE0

ちなみに
兄者の左足
弟者の右足
しぃの頭痛
クーの右手
先生の左手

世界クラスの医者に診て貰ったのにも関わらず

『原因不明』のハンコを貰い。

全快は叶わないようだった。

290 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[sage] 投稿日:2013/11/01(金) 22:16:12 ID:9nRmRGPE0
―――
川; ゚ -゚)】「学校を退学?!」

私は驚愕した。
てっきり始末し損ねたことにより私に怒られるのが怖くて顔を会わせられないのかと思っていた舎弟が学校を退学、直後に大勢の被害者から被害届を提出されて警察沙汰だという。

しかも舎弟らはダブりまくってもう成人してたと言う。

川 ゚ -゚)「やはり自分でやるしかないのか…」

その後私立設楽場高校はバカ校から我がVIP高校に並ぶ優秀な学校となり、いつの間にかに姉妹校となる。

裏で資金提供している責任者の名は渋沢というとか。

291 名前:以下、名無しにかわりましてブーンがお送りします[] 投稿日:2013/11/01(金) 22:17:07 ID:9nRmRGPE0
―――


神社にて。

从´ヮ`;从ト「お姉ちゃんやりすぎ~私がなんとかしなかったら死んでたよ~?なんか最近やたらあの5人に構うよね~」

 イ从゚ ー゚#ノi、「…神聖なるこの神社で殺人を企むような輩に生きる価値など…!」


リi、゚ー ゚イ`! 「でも狐姉、殺しちゃだめだよ」

从´ヮ`从ト「ほら、狼ちゃん、もっと言ってあげて~!」

リi、゚ー ゚イ`! 「一日で5人が怪死した神社なんか誰もお賽銭くれなくなっちゃうじやん」

 イ从゚ ー゚ノi、「そっか」

从´ヮ`;从ト「違う!!」

 イ从゚ ー゚ノi、「…兎も角…彼らには私がしっかり罰を加えねば…二度とこんなことを企まないように…」






( ゚д゚ )「なんであんなところに狐と狸と狼が…」

('、`*川「?何言ってるの?ミー君。ところで見て、巫女服貸してもらったの」

( ゚д゚ )b「い~ね~」


一月【あけおめ】
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